人間に秘められた生存本能すら凌駕するパワーの秘密
今回も潜在意識について書いていきたいと思います。
今回のテーマは、「人間に秘められた生存本能すら凌駕するパワーの秘密」という事で、良く分からないタイトルになっています。簡単に言うと、人間の潜在意識には、命すら凌駕する力が秘められているって話になります。
なんだ?その力は?その壁を超えるとスーパーサイヤ人になれるとかいう話ではありません(笑)ですが、あながち遠くもないんです。
その秘密を書いていきます。ぜひお楽しみください!
あらゆる生き物の中で実は人間だけが・・・
前回の記事で、潜在意識をめぐる、人間と動物の決定的な違いについて書いてきました。簡単に言うと、人間には自意識があり、動物には自意識がないって話でした。
じゃあ、自意識ってなに?って話になると思います。ちょっと暗い話になるかもしれませんが、あらゆる生物の中で自殺をするのは人間だけだそうです。自殺は人間だけの特技です。
そして、その自殺には自意識がふんだんに関係していることをご存知でしょうか?人間はどんな時に自ら死を選ぶのか・・・それは、ここだけは超えてはいけない心の領域を守るためなんです。
もちろんそれだけじゃありません。いろいろなパターンや事情があるのは事実です。ですが、その1つのパターンに、この超えてはいけない心の領域ってのがあるんです。
例えば、いじめで例をとってみたいと思います。ますます暗くなりますが(笑)
なんでいじめが原因で自殺をする人がいるかっていうと、もちろんいじめられて耐えられない程苦しいってのはあると思うんですが、そのいじめから逃れる方法って、いくらでもあると思うんです。
まず、自分が変わっていじめられない様になるとか、親に言って助けてもらうとか、最悪どこか遠くに住む親戚の家のお世話になって転校するとか・・・
だけど、その選択をせずに、死を選ぶわけです。なぜか?なぜなら、彼らにとっては、「自分が変わる事」「親に助けを求める事」「親戚のうちにお世話になる事」の方が、「死ぬこと」を凌駕しているからなんです。
なぜか?死んだら元も子もないって思いますよね?だけど、彼らにとっては、それらは死よりも重いんです。
2つのファクターが潜在意識を凌駕する
前回までの記事で、潜在意識に深くすり込まれる要因には、人間の場合2つあるって話をしました。
①極限まで命の危機にさらされた出来事
➁自意識が根底からくつがえされる様な出来事
これらです。
で、この自殺問題には、➁の自意識が大きく関係してるんです。もう、単刀直入に言いましょう。彼ら、彼女らは、命よりもプライドを守ったんです。そう、命を守りプライドを捨てるか、プライドを守り命を捨てるか、この二者一択を迫られた時にです。
「信じられない・・・」こう思われる方もいるかもしれません。ですが、これは事実です。自殺とはまた違うのですが、潜在意識の自意識やプライドにまつわるこんな実話があるんです。ダイビングに行った、ある男の実話です。
ある男の嘘の様な本当の話し
(ここから、一人称の男性になりきって書いていきます。皆さんもその男性になりきって下さい。)
今日、俺は生まれて初めてダイビングをやる。背中にボンベをしょって、仮面ライダーみたいなゴーグルをつけて、足に蛙の水搔きの様な例のひらひらをつけて、海に潜ってく例のあれだ。
正直言うと、俺は怖くて怖くて仕方がない。出来る事ならやりたくない。なぜやるかって?それはたまたま海外で遭遇して意気投合したジャパニーズの友人に誘われちまったからさ。
「怖いから嫌だ」なんて、死んでも言えるわけないだろ?ってなわけで、俺は今船の上にいる、よりによってブルースカイだ。海も平らな事この上ない。
俺が密かに「雨降れー」とか、「海荒れろー」とか思ってたのはここだけの話だ。そうそう、インストラクターが言ってたが、俺も友達ももちろん初めてだから、海に潜ってる最中に万が一のことがあった時の為の、合図があるそうだ。
万が一の事ってのは、息が出来なくなったとか、酸素ボンベが故障したとか、急に具合が悪くなったとかだ。我慢してたら死んじまうからな。その合図ってのは、手を目の前でヒラヒラヒラってやるらしい。
そうすると、インストラクターがすぐに酸素を分けてくれたり、海の上に連れ出してくれたりするらしい。そうこう言ってるうちに、第一陣が海に飛び込みだした。今回は6人ほどのグループダイビングだ。
ボンベは重く、黒く光沢を帯びたスーツは体にフィットし、足には例の水搔き、なんだか半魚人になった感じだぜ。とうとう飛び込む瞬間がきた。
「いち、にの、さんー」
激しい水しぶきをあげ、俺は海に飛び込んだ。友人を含めた4人で手を繋ぎ、俺は紺とも黒とも言えないような海中へと沈んでいった。
どれくらい経ってからだろう?俺が異変に気付いたのは?あれ?おかしいぞ?息が・・・息が出来ない!!落ち着け、落ち着くんだ俺、息はどうやってするんだ?
えーと、吸ってから吐くんだよな?吸ってー吸えないぞ?息が吸えない!!どうしても吸えない!!苦しい!!
俺はもちろんインストラクターが言った合図を覚えていた。そう、こういう時には手を話してヒラヒラヒラってやればいいんだ。いいんだ!!
だが、何を思ったか、俺が選択したのは我慢だった。自分でも信じられない行動だ。なぜそうしたのか本当に自分でもわからないんだ。
俺はひたすら息が出来ないのを我慢し続けた。俺の頭の中では様々な思考が巨大な渦の様に渦巻いていた。
ここで手を離したらみんなの迷惑になる・・・ かっこわりー・・・ でもこれ死ぬぞ?おれ、手話せよ?なんで話さないんだよ?あー目の前が暗くなってきた・・・死ぬのかな?
その時、一面の闇が俺を包み込んだ。そして次の瞬間、まばゆい光が飛び込んできた。海上だ。いつの間にか海に上がってたんだ。
意識は朦朧としていて、いつどうやって海に上がったかは覚えて無い。だけど、俺はかくして一命をとりとめた。
男の取った行動の真意
はい、ここまでで一人称終わりです。あなたに戻って下さい。なぜあなたは手を放してヒラヒラヒラってやんなかったんですか?これ、一歩間違ったら本当に死んでますよね?
実は、この男の説明のつかない行動と、最初にあげた自殺が、深い部分でリンクしてるのにお気づきでしょうか?そうなんです。どっちも、説明のつかない、命よりも重い何かがあるんです。
その何かこそ、潜在意識に刻まれた莫大なエネルギーだったりするんです。そのエネルギーは、具体的に言うと、「人に迷惑をかけたくない気持ち」だったり、「こうしたらカッコ悪いなー」って気持ちだったり、「恥ずかしい」って気持ちだったりなんです。
これ本当です。そういう気持ちは、冗談抜きで生存本能を凌駕するんです。こんな莫大なエネルギーが、潜在意識には眠ってたりするんです。
潜在意識の莫大なエネルギーを使いこなす秘訣
実はここからが今日一番言いたかったない様なんです。「は?まだ先があるのかよ?」はい、ここからが本番です。
それは何かっていうと、こんな説明のつかない生存本能すら凌駕する莫大なエネルギーが潜在意識に眠ってるなら、そのエネルギーを自由自在にコントロール出来れば、いったいどんなことが出来るんだ?って話なんです。
そうなんです。このエネルギーを使いこなす事こそ、潜在意識を使いこなす事でもあるんです。だって、これだけのエネルギーを使いこなせれば、スーパーサイヤ人にだってなれますよね?
って事で、ところで、冒頭に戻ったところで、この辺で終わりにしたいと思います。いや、ちょつと待てよ、じゃあその使い方は?
はい、徐々に公開していきたいと思います。
ぜひ楽しみにしていてください!
まとめ
今回は、「人間に秘められた生存本能すら凌駕するパワーの秘密」という事で、いろいろ書いてきました。潜在意識にはプールの水を一瞬で沸騰させるような莫大なエネルギーが眠っていることについて書いてきました。
ですが、このエネルギーの種類ってのが、人によってまちまちなんです。ほぼほぼ誰でも持ってるんですが、人によって「人に迷惑をかける事」だったり、「人の世話になる事」だったり「バカにされる事」だったり、「ハゲって言われる事だったり」・・・
いわゆる超えてはいけない一線ってやつなんです。じゃあ、それを自分で自覚するにはどうすればいいの?とか、さっきも書いた様に、どうやったらそのエネルギーを上手く使えるの?って事については、これから徐々に書いていこうと思います。
今日はこの辺にしたいと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!